スウェーデンでは自宅にお庭がなくたって、森や住宅地の片隅にも様々なベリーや果物が実り、私有地でなければ自由に収穫できます。私有地でもオーナーさんが「家でとりきれないから自由にとっていってね〜」ということもあれば「ご自由にどうぞ」という看板とともにかごいっぱいに収穫したリンゴやトマトが置かれてあることもあります。
今回はそんな野生の収穫物を紹介します。
まずはブラックベリー。今年はブルーベリーが不作な分、ブラックベリーは大豊作なんだとか。空き地の隅っこやサイクリングロードの脇にたくさん大粒のベリーがなっています。粒が大きいし、ブルーベリーやリンゴンより高い位置になるのでブルーベリーより収穫が楽チン。
こちらは2種のローズヒップ、アロニアベリー、セイヨウナナカマド(相変わらず変な名前ですが赤くてかわいいベリー)。どれも1度調理しないと食べられませんがビタミンCや抗酸化物質が豊富な天然のサプリです。
その他、リンゴも種類によってはそろそろ収穫できるようになりました。日本の大きくておいしいリンゴと比べると酸っぱくて味気ないものも多いですが、サラダ、カレー、ジャムにするとおいしくいただけます。
ところで、ベリーのレシピなんかをスウェーデン語サイトで調べてみると、「ベリーは鳥さん達にとっても大切な食糧だから、必要以上にはとらないでね」なんてコメントがあることがあります。スウェーデン人の優しさを感じます。
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