ミッドサマーランチ

先週金曜日はミッドサマー(夏至祭)のお祭りの日でした。実際の夏至は水曜日、夏至祭は土曜日というややこしさですが、スウェーデンは前日にお祝いするのが好きなよう。


家族と祝うのが基本のクリスマスやイースターと比べ、友達と祝う人も多いミッドサマー。私達もどちらの友達のパーティに行くかちょっともめましたが、結局より伝統的なお祝いをしている旦那さんの家族ぐるみの友人宅へ。


義両親の親友達のお家で、彼らの子ども達とうちの旦那さんは幼なじみ。


12時すぎに会場につくと、女性達は花冠、男性達は樫の木の葉っぱで冠を作っていました。ママが私にも


テーブルはお庭に横一列にずらーり。大人30名プラス子ども10人ほどの座席が並んでいました。自由席ではなくなんとなく年齢順にネームカードがおかれて、食事をとったらそこに座ります。


私の横には旦那さんの幼なじみやそのパートナーたちが座りました。ちなみに男女もそれぞれ交互になるようになっています。席順考えるのも大変だろうなぁ。でもみんなが家族で固まらずいろんな人と楽しく過ごせるようにというホストの気持ちがこもっているそうです。そして、隣に座っている女性が退屈していないか気を配るのは男性の役割でもあります。右側の人ばかりと話してて左側の女性に背中を向けてる男性がママや奥さんに注意されるというシーンもありました。

メニューはスウェーデンの祝日定番のものがほとんどです。別のテーブルにお肉類など温かいものもありました。

プレートやナプキンはミッドサマー仕様。ブルーや赤が入った色鮮やかさが夏らしいです。


デザートはスウェーデンの大きくて赤いいちごに「夢」という名のチョコレートフレーバーのロールケーキ、パブロバ、チョコレートケーキなど。

クリスマスなどとおなじく、ミッドサマーのお酒を飲みながら歌う曲もたくさんあって、みんな大声で歌ったり腕を組んでリズムをとったりしながら大騒ぎでした。


このあと近所の広場ですが、雨がふってきたのでそのまま団欒することにしました。数日前までは夏みたいないいお天気だったのに、ミッドサマーは雨になるのが定番のようです。


雨がふっちゃったのは残念だけど、近所のいろんな人に出会えて楽しい一日でした。20代の頃はこういう田舎の狭い社会って嫌だと思っていたけれど、親しい友達が徒歩圏内にたくさん住んでいて気軽に集まれるのっていいなぁと最近は思うようになりました。歳とった証拠ですかね・・・。

from a Swedish kitchen

スウェーデンの食卓

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