西スウェーデンサマーハウスライフ

ヨーテボリから北へ車で2時間弱のところにある義兄のサマーハウスに来ています。

スウェーデン人は天気が安定しないことが多い、6月後半から7月中旬くらいまでは南欧や東南アジアでバケーションを過ごし、残りのお休みや週末はこういったサマーハウスでスウェーデンの夏を満喫するようです。


夏といっても水温は15度から19度。海に入るには寒いけど南国の海とは全く違うスウェーデンの海もなかなか楽しいんですよ。


小さなボードでレースをしたり、

カニを釣って、釣り上げた数や、そのカニたちのレースを楽しんだり、

のんびりカヌーをしたり、ボートでカニや魚を釣りに出たり・・・。こんな岩場ですがスウェーデン人たちはどんどん海に飛び込んで行きます。日が照っていれば海から上がって日向ぼっこしていればあたたまりますが、それでも寒ければサウナへ。

北欧のワンちゃんはシーフードも大好き。おこぼれをいただいて大喜びです。

小さい男の子たちも大喜び。でも、女の子は釣り上げた魚をその場でさばいてしまうパパを見て「残酷過ぎる!パパなんて大嫌い」と泣きじゃくっていました。スウェーデンでは子どものうちから服やおもちゃも性別で決めつけてはいけない!男女平等!と主張する人も多いそうですが、男女両方の子どもを持つ親としてはやっぱり子どもの性別によって好みってかなり違うそうです。

ベリーやきのこを摘んだりもできますよ。

こちらは日本語名セイヨウナナカマドというベリー。苦みがあるので飾りにしたり、ジャムにしたりします。

こちらはスウェーデンの食卓にかかせないリンゴンベリー。だんだん赤くなってきています!

こんな景色をながめながらハンモックにゆられて読書したりお昼ねしたりもできますよ。

ディナーはもちろんお外で!

義兄が釣ってきたカニや地元の漁師さんにわけてもらったというヨーロッパアカザエビ。これをそのままお皿にのせてバリバリ殻を割っていただきます。カニはクミンなどのスパイスとともに茹でたもの。海老は海水だけでさっと茹でただけのシンプルなものです。たまにたっぷりの卵がついていてコレステロールたっぷり!?でもやっぱりとれたてはおいしいですね。

マスタードソースを添えて、ガーリックトースト、チーズのパイなんかと一緒に食べるのが定番です。

夜9時半くらいでもまだまだこれくらいの明るさ。ゆっくり沈み行く夕日を見つめながら、長い夏の一日を満喫します。

仕事や日々の忙しい生活のことはすっかり忘れて、大人も子どもも家族と一緒に自然や伝統を楽しむ。こういうのは本当にスウェーデンのいいところだなぁと思います。

from a Swedish kitchen

スウェーデンの食卓

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