この暗くて寒い毎日の中、納得な感じはしますが、スウェーデンはミステリーというか
刑事モノの小説やドラマが多い。
イギリス&ドイツ人のご近所さんも「スウェーデンのミステリーは有名よー」とか言ってたから
いろんなヨーロッパ言語にも翻訳されて親しまれているようです。
この1年で私が読んだ本、見たドラマもミステリーが多い。小説はViveca Stenに始まり、Henning Mankell, Camila Läckberg, Karin Alvtegenなどなどの作品、ドラマはSpringflöden, Jordskott1& 2, Maria Wern, Morden i Sandhamn, Beck, Wallander, Hamilton 1& 2, Rebecka Martinsson などなど有名どころはだいたい触れてみました。
ハリウッド映画と比べると、キラッキラの歯の美男美女が肉体美を披露しちゃうような派手なアクションやラブシーンはほとんどないスウェーデンドラマ。女性刑事は美人なことも多いけど、BeckとかWallanderなんて普通のおっちゃんって感じで、でもなんか憎めない感じもあり。テーマやエンディングは娯楽要素の強いアメリカ映画より重くて暗いものも多いので、スウェーデン人でもどちらかというとアメリカのドラマ&映画のほうが見るという人も多いようですが、スウェーデン語の勉強のためにもと見たり読んだりし始めた私は結構楽しみました。
で、最近はまったのがBron(The bridge)。日本でも放映され、アメリカやイギリスではそれぞれの国のリメイクも作られたという人気シリーズ。スウェーデンとデンマーク合作のため、半分くらいはデンマーク語で、1年前くらいに初めて見たときは理解できない上に暗いな〜と思って20分くらいでやめちゃったのですが、今週改めて見てみるとおもしろくて1週間で1シリーズ全部見ちゃいました。
スウェーデン語レベルが上がったのか、この暗さに慣れすぎたのか・・・今でも私はデンマーク語はほとんどわからず、スウェーデン語の字幕を読んでますが、スウェーデン人、特に南部に住んでるスウェーデン人はデンマーク語もだいたい理解できる人が多いそうです。
自然いっぱいの美しい環境の中、素敵なインテリアのお家に住むイクメンパパ&キャリアと家庭を料理しした奥さんとかわいい子ども達・・・なーんてほんわか北欧のイメージとは全く違って、様々な家庭問題、移民や貧富の差の問題、環境問題、メディアの問題などなどリアルなスウェーデンに触れることのできるミステリードラマたち。英語や日本語字幕のあるものもあるようなので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょう?
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