Every relationship needs a donkey

ヨーロッパでは男性をロバに例えることが多いのでしょうか?イギリス人とドイツ人の友達が「Every relationship needs a donkey 」なんて言っていたのですが、スウェーデンでも時々義兄とかに「君のロバ君はよく働いてる?」と冗談っぽく言われます。


結構大規模なリノベーションや家具購入が大好きなスウェーデン人。男女平等とはいえ、そういうときに力仕事をするのはたいてい男性で、女性はプラン作成と指示だしのことが多いようです。(笑)会社では結構えらいさん、いつも自信満々な感じのお兄さんたちも、奥さんには従うしかないようで、「そろそろリノベーションしましょう!」「とってもいいもの見つけたの!」などなどの奥さんの合図とともに重ーい植木鉢や家具をかついであっちへふらふら、こっちへふらふら・・・女性達の納得が行くまで働きます。


お兄さんの一人が子ども達の成長にあわせて新しいお家を購入したそうで、スペインにいる間もリノベーションの話題が多かったです。


我が家では必要最低限のリノベーションはすんだのですが、旦那さんはまだまだ夢があるようで、あっちをこうしたい、こっちをどうしたいとしゃべるしゃべる・・・。そして、最近の自分の仕事について大自慢。そのお仕事というのが、地下の湿度が高くて、雨が続くと心配ということで、玄関前や庭の隅に水が流れる溝をほり、パイプを通し、その上に砂利をしきつめるというもの。かなりの重労働のようでしたが、寒い中黙々とがんばってました。そして、完成後雨が振ると、外に出てちゃんと機能してるかじっくり観察。「素晴らしい完成度!アートだ!」と感動しておりました(笑)。

さらには家のあちこちにランプを設置。毎回帰ってくる度に「ほどよい灯りが灯ってて、暖かいお家って感じがするね〜」と大満足しております。ホント、よく働いてくれるロバさんで、それが自分の人生の満足度をかなり上げているそうで、ありがたい話です。


そしてそして、昨日は旦那さんの幼なじみのおうちへガチョウディナーへ。彼らも家を新築したばかり。さすがに新築らしく家自体はスウェーデンでは珍しいハイテクなお家ですが、外部分はまだまだ手入れが必要だそうで、先週、玄関前に階段をつくったり、ガレージの前にアスファルトを敷き詰めたりしたそうで、寒い中みんなでそういうのを見ながら幼なじみの熱のこもったトークを聞きました。


ガチョウディナーはこんな感じ。脂っこいのですが、私は牛肉、豚肉なんかよりガチョウが好き!この脂がいいのか、翌日肌の乾燥がかなりましなんです。そして甘ーいプルーン、紫キャベツ、アップルソースもスイーツみたいでおいしかった。去年我が家では自分たちででっかいガチョウを数時間焼いたんですが、こちらはヨーテボリのレストランからのケータリングだそう。後々のおそうじも楽なので、これもいいアイデアですね。

デザートは旦那さんの手作りの洋梨のトスカ!う〜ん、スウェーデン人男子、お菓子づくりまで完璧で、ちょこちょこダイニングへやってくる子ども達への対応もしていて、改めて感動しちゃいました。

from a Swedish kitchen

スウェーデンの食卓

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