北欧刺繍の会



3ヶ月間ほどお世話になった刺繍の会。春、夏はみんな、庭仕事やサマーハウスや南欧への旅行なんかで忙しくなるとのことで、先週が最終回でした。 まさか私が手芸にはまるとは思っていなかったけど、皆さん本当に素敵な方々でとっても楽しかったです。 


 みんなの作品を並べて記念撮影。 


その後はミュージアムの中を見せていただきました。こちらはハッランド州の伝統的な刺繍たち。淡い色合いが素敵。昔は刺繍糸が高かったので、できるだけ裏面には使わないように工夫をこらしたステッチなのだそう。



 歴史好きのパパにきいてはいたけど、私の住んでいる地域は1850年から100年ほど、王室のサマーハウスがあったそうで、 王妃がサマーハウスに滞在中に作られたという作品も展示されていました。 



 60代、70代のおばあちゃんたちが多かったのですが、スウェーデンらしいなと感じたのは こんなほのぼのとした会でも、「大学での専攻は?」「日本にいたころの専門は?」「スウェーデンではどんな仕事をするつもりなの?」「SFI後のプランは?」という質問攻めに合うことでしょうか。この世代の方でも、多くは看護師、教師などですがフルタイムで働いてきた方がほとんどのスウェーデン。健康な大人はみんな働いてたっぷり税金を納めるのが当然。女性だって自立して、家事以外にも専門や目標があって当然。さらにこの世代の方は、元夫が20歳くらい年下のタイ・フィリピンなど出身の「自立していない」女性と再婚したという方もちらほらいて、スウェーデン人男性と結婚してやってきたアジア人には偏見があるのかもしれません。

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