バイキングの血を騒がせるモノ

日本でも北欧やスウェーデンというとバイキングを連想する方も多いはず。スウェーデンでも、特に海の近くに住んでいる人達はバイキングの末裔であることを誇りに思っている方が多いようです。

そして彼らの血を騒がせるのが・・・

広い海を我が物にするボートです。うちの旦那さんも海のすぐそばで育ち、子どもの頃からボートに乗って魚やロブスターカニなんかを釣ったり群島にキャンプに行ったりする生活をしてきた人。兄弟や友人もみんなボートオーナーなので数年前からボートが欲しくてたまらない様子。お家もできるだけ海の近くを選んだわけだし、今年こそは！というわけで、今週末から来週末、ヨーテボリで開催されているボートフェアに行ってきました。

ヨーテボリとストックホルムで10日間ずつ毎年開催されているイベントだそうで、寝室つきの巨大なボートから、ちょこっと釣りに出るためのシンプルなボート、カヌーやジェットスキー、さらにはボート上でも使いやすいキッチン雑貨やポリッシャーなど、ボートライフを楽しむために必要な様々なグッズが揃います。

夢のようなボートに実際に乗ってみたりして、子どもも大人もテンションマックス！

友達や義家族と一緒に釣りに行っては「鯖、サーモン、ロブスター、鱈なんかも獲れたてが食べられるようになるんだよ！シーフード好きでしょ？」と目を輝かせる旦那さんを見ているうちにすっかりボートが欲しくなってきた私、自分も楽しめるし今年の彼へのバースデープレゼントはボートにしようか・・・なんて考え始めてます。

とはいえ、ボートを買うとなると、夏の間停めておく海沿いのパーキング、冬の間保管する倉庫のスペースを購入する必要があるそう。人口増加中で海沿いのお家がどんどん売れて行く中、ボートのパーキングスペースもお値段高騰中だそうです。もちろん手入れも大変ですしね。

リアルスウェディッシュライフを送ろうと思ったらほんとにお金がいくらあっても足りないスウェーデン・・・。結局、新しいのは無理そうなので、友人や兄弟からの中古ボートを売ってもらえないか交渉します。

やっぱりボートは無理だなぁという人のため？全く関係ない食品類なんかもたくさん販売されていました。まぁ見ているだけでも夢があって楽しいフェアでした。