Jag är inte perfekt, tyvärr


1年前くらいからフォローしているブロガーさんのおすすめで読んだ本。


シェリル・サンドバーグさんの「リーン・イン」とか、先日紹介したエリザベス・ギルバートさんの「BIG MAGIC」にも通じる「完璧を求めすぎる上に、自分には能力不足だ・・・と心配して次の一歩を踏み出せない若い女性へ、完璧なんかじゃなくたっていい、気楽にとらえて一歩前へ進んで。自分の人生を楽しんで。」というメッセージがつまっています。


日本人からみると自信満々に見える欧米女性。中でも、キャリアでも成功し、見た目もとってもお美しい方々も意外と完璧じゃない自分を責めたり、自信をなくしたり、次へ進めなかったり、ひどいと不安だらけで鬱になってしまうこともあるよう。


全然レベルが違うけど、私も20代の頃は同僚や先輩と自分を比べて、褒められても納得できないし、怒られたら完全に萎縮してしまうようなところがありました。そんな経験があったのでクリスマス前後に、過労の後に自殺してしまったという電通の新入社員の方の記事を読んで、とても胸が痛みました。


だから、がんばりすぎている20代の皆さんに、このメッセージ送りたいです。若いうちに自分の限界を超えるくらいまでがんばるのは素晴らしいことだけど、それだけが人生じゃないよ。30過ぎたくらいからは、自分のできることがんばっても無理なこととかもわかってきて、開き直ったり、気合いの入れ具合を調整できたりするものなんだと思います。


なんて、いくらいわれてもがむしゃらな本人には、わからないものなんだけど、ちょっと立ち止まる余裕がもてたら、「Jag är inte perfekt, tyvärr(悪いけど、私は私、あなたが求める完璧じゃないから)」と言って、自分の道を進んでみてくださいね。


from a Swedish kitchen

スウェーデンの食卓

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