居住許可の通知をいただいたことで、やっと制限なしにスウェーデンに滞在することができるようになりました。
ただ、実際の居住許可カードはスウェーデンで作ってもらうため、入国時はパスポートとスウェーデン語で書かれた「居住許可がおりました」という内容のレターしかありません。普通なら、日本人は入国審査で旅の目的など聞かれることもないくらいなのですが、私の場合ちょっと心配なのがシェンゲン協定で許されるぎりぎりの日数まですでにスウェーデンに滞在してしまっていたことです。
さらに、日本からスウェーデンへ行く場合、たいていは別の国で1度トランジットなので、スウェーデン語の通じない国で審査を受けることになります。それなのにスウェーデン語の書類だけでOKなのか?そんなことに気付いたのは週末で、大使館や移民局へ問い合わせる時間もなく、空港へ・・・。
案の定、フィンエアーのチェックインカウンターでパスポートを見せると、「直近180日間のうち90日間すでにEU内に滞在していますね。フィンランドは他国より入国審査が厳しいのです。入国において問題が発生した場合、弊社では責任を追えません」と言われた後、暫くスタッフの方々で相談。結果、飛行機にのせてはもらえたものの、1時間のトランジットで問題なく審査を済ませられるのか、ずいぶん不安なフライトでした。
ヘルシンキへ着くとできるだけ早く飛行機をおりて、入国審査窓口へ。緊張してパスポートとレターを見せると、「居住許可カードは?」と聞かれ、「スウェーデンへ到着後申請予定です。」「OK。」と結局拍子抜けなくらい簡単にスタンプをもらえました。
というわけで、EU圏内に再度入るときも、ビザ待ちのときにスウェーデンに滞在してたことは全く問題ありませんでした。
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