スウェーデンの食卓

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スコーネ旅行

イースターを祝うためにスウェーデン南部のスコーネ地方へ行ったついでに、ちょこちょこと観光もしてきました。お兄さんたちが新しくお家を購入したのはスウェーデン南西のBjärredという海沿いの街。海といってもヨーテボリ周辺のように群島はなく広ーい海が広がっています。ヨーテボリっ子にとってはゴツゴツした岩場が多い海辺こそ、スウェーデンの海!って感じるそうですが・・・デンマークが遠くに見える南西部の海もなかなか綺麗でした。もともとマルメ市内に住んでいて、治安の悪化から子供達のことが心配で郊外へ移り住んだというお兄さんたち。しかし、引っ越して1か月で強盗に入られたそうです。家族でお姉さんの実家に帰省していたすきに。高価なものなどはほとんどなかったので被害は少なかったそうですが、小さな子供達をもつ家族には特に不安な出来事。鍵やセキュリティシステムを最新のものに即変更したとのこと。一見、のどかに見える郊外でも気が抜けません。ポーランドなどへのフェリーもあって、盗んだものを海外へ売り払いやすい南部では、特に強盗が増加しているそう。ヨーテボリ郊外在住で、自宅に停めていた盗まれた別のお兄さんの車も、スコーネで発見されたそうです。警察の説明によると、フェリーに乗せて海外へ輸送する手続きの途中でトラブルがあって乗り捨てたのだろうとか。会社の車で、保険もあったのでこちらも金銭的には被害はなかったそうですが。話がそれましたが・・・スコーネ地方には小さなお城がたくさんあって、お城や庭園なんかを見学したり、カフェでのんびりケーキをいただいたりしました。そして、もともとアンティーク好きな義両親が、一度美術館の日本展示を見に行った後すっかり気に入ってしまった日本の伝統文化の展示が近くにあるとのことで、こちらも行ってきました。Högnäsというスウェーデンでも陶磁器の製造で有名な街にある美術館(Keramiskt Center)で日本とスウェーデン外交150周年を記念して特別に開かれていた日本の陶器の展示。

スウェーデンで英語を学ぶ

スウェーデンの大学や職業別専門学校で学びたい場合、高校レベルのスウェーデン語に加え、数学、社会、英語など、学びたい学部によって様々な単位が必要になります。外国でとった単位はスウェーデン語にした成績表や卒業証書をUHRという機関に送付すると、スウェーデンの高校のレベルと照らし合わせた成績にした証明書を発行してくれます。この比較成績、数学や社会科は日本のものも高めに評価されるようですが、英語は成績が良くてもほとんどなかったことにされるよう。私はアメリカの高校も卒業していて、当然アメリカ人にとって国語に当たる科目の成績と卒業証明書も送付したのですが、スウェーデンの高校レベルの英語には達しないと言われてしまいました・・・。大学でもアメリカ留学したことや、外資系企業で毎日英語を使って働いていたことなども、あれこれと説明してみたけれど認められそうにない上に、イギリスで育って高校卒業したスウェーデン人の友達もスウェーデンで英語を勉強し直したと苦笑していたので、諦めてEngelska 5, 6をとることにしました。ライティング、リーディング、リスニングと合計3時間弱のナショナルテストが面倒だったけど、スウェーデン語で苦しんだ後だったのでかなり楽だったかな。5週間のコースでしたが3週間で終わってしまい、口頭面談の時には先生にも「この授業受ける必要なかったわねー」と笑われました。やっぱり、うまく説得すれば認めてもらう方法あったのかな??確か、SAS1, 2では同じ5週間のコースでそれぞれ3冊ずつの小説を読みましたが、Engelska 5, 6はそれぞれ1冊ずつ、特にページ指定もありません。次はこちら、ジュリアロバーツ主演で日本でも人気になった映画、「食べて祈って恋をして」の原作者のThe Signature of All Thingsを読もうと思います。

家族

臨月に入ったらできるだけ家にいてもらいたいので、仕事の予定を集中させてもらったこともあり、今月は半分以上、旦那さんが出張でいませんでした。その上、3月というのに容赦なしの大雪でお腹がすっかり大きくなった私には食品の買い出しもなかなか大変・・・なーんて思っていたら、義両親がある日はでっかいスコップを持って雪かきにきてくれ、ある日はたーっぷりの食材を届けてくれ、さらには送り迎えつきでディナーによんでくれました。そして、そして、今週はホームステイ中。義理両親ってもっと気を使うべきなのかとも思うけど、スウェーデンでは下の名前で呼び合うし、家族レベルだと敬語もほとんどないので、ホストファミリーみたいな感じですっかり甘えさせていただいてます。そして、先日は義理兄たちがベッド、ベビーシート、ベビーカー、おむつ変え用の台、ベビーバスなどなどを持ってやってきてくれました。全部購入するとかなりの金額になるから本当にありがたい。日本とは遠く離れたところにきてしまったけど、あたたかい家族に支えられて幸せだな〜と改めて感じました。ささやかなお返しに、旦那さんが帰ってきた週末には家族を招いて和食ディナーをしました。色々と新しいものを試したいママと違って、パパはあまりに食べなれないものは苦手なので、トンカツにしたら大喜びで食べてくれました。デザートには抹茶ロールを。写真にあまり写っていないけど、ラズベリーを入れて泡だてた生クリーム結構美味しかった!

スウェーデン人から見た日本人女性?

日本のメディアでスウェーデンでは男性も育児休暇をたっぷりとるとか、専業主婦は2%! 女性も働くのが当たり前。といった内容の記事を見ることは増えましたが、スウェーデンで逆に日本の現状が伝えられることもあるようです。特に1か月前くらいから「スウェーデンで子供を持つことになってよかったね〜」「日本で女性が仕事を続けるって大変なんでしょ?」とスウェーデン人から言われることが増えたのでなんで知ってるのかなと思って聞いてみたら、友達がスウェーデンの新聞に掲載されたこんな記事を転送してくれました。Trakasserier mot barnafödande kvinnor vanligt problem i Japanマタハラ、保活、ワンオペ育児、イクメンといった言葉の解説と共に日本で働く女性が出産後仕事を続けることの難しさ、結果として、専業主婦となることを余儀なくされていることなどが書かれています。私は日本で出産・職場復帰したことがなかったから実体験はないけれど、友人たちから同じような話を聞いたことがあったなぁ。男性の同僚からも「規則としては男性も育休を取れるけど、実際とったらもうキャリアを諦めたんだと思われるよー」なんて聞いたことがあります。この記事を送ってくれた友達も3人のママ。夫婦でお医者さんですが、スポーツ休暇はしっかり1週間お休みとって家族でスキーに行ってたし、日頃から子供達と一緒にバイオリンを習ったり、その他習い事への送り迎えをしたり仕事と子育てを両立していて「ちょっとだけキャリアがスローダウンしたけど、やっぱり、子育ても仕事も両方楽しめる人生の方がいいと思うわ!」と言っていました。スウェーデンにいたら当たり前のように感じてしまうけど、ものすごい飛び抜けた能力を持ったキャリアウーマンとかじゃなくても、妊娠・出産しても自分のやりたいことやキャリアを考えて生きていけるってとても幸せなことだなぁと改めて感謝してしまいました。----うちの旦那さんも私が妊娠して変わったことは色々あるのですが、一つは健康に気遣うようになったことかな。私とベビーのために鉄分、カルシウム、DHAなんかをとれる料理を作ってくれるようになった上に、子供が成長するまでじぶんも元気でいられるようにと、ジムに通ったり、ジャンクなものを避けたり、ちょっとずつ気にしているようです。

産院見学

昨日は出産する病院の見学会に行ってきました。普段、健診に行っているのは車で10分くらいの近所の産婦人科なのですが、エコーや出産はこちらの大き目の病院で。双子など低体重児の可能性が高い場合はさらに設備の整った病院に行くそうです。チェックインして出産が近づくまで待機する部屋、実際に出産する部屋、帝王切開などの手術室、赤ちゃんに何か異常があった時用の処置室、スパ!、出産後滞在するお部屋やカフェテリアなどを助産師さんの説明を受けながら見学しました。その時も4組の夫婦が出産中とのことでしたが、思った以上に廊下やホールはシーンとしていました。妊婦さんの叫び声とか、心配そうにウロウロする家族とかは一切なし。「今は無痛分娩が多いし、出産って実際にはこんな風に静かなものなんですよー」と助産師さん。でも、綺麗で落ち着いているのは安心しました。スパは暗めの照明にキャンドルやアロマがおかれたテーブル、大きなジャクジーとソファ、があり、使いたいカップルが空いているときに使って良いとのこと。これは嬉しい!・・・当日そんな余裕はないのかもしれないけど、お風呂は痛みを和らげる効果があるみたいですしね。もう一つ驚いたのは、出産直前まではバランスボールに座ったりもたれたり、半分起こしたベッドに膝立ちになったりして腰を起こした状態で出産を迎えることが多いとのこと。重力を利用できるからこの方がいいそうで、映画で見る出産イメージなんかとはホントに全然違いますね。産後過ごすことになるスペースは北欧デザインホテルって感じでおしゃれで居心地良さそうでした。滞在するお部屋は夫婦のベッドの横にベビーベッド。旦那さんは1泊260クローナかかりますが、カフェにあるフルーツや食事は自由にとって良いそうです。その日のうちに帰るカップルも多いから夫婦と新生児の兄弟以外の人の面会は、エントランスホールでのみとのことでした。ここまで見学して、すっかり出産が現実味を帯びてきました。明日からはベビーベッドを組み立てたり、お家での準備を始めます。最近、体重もどんどん増加中だけど、甘いものへの欲求もおさまりません・・・。せめて手作りでと、ナッツやデーツのケーキ、キャロットマフィンなんかを焼いてます。